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◆骨粗鬆症の予防 |
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女性に多い骨粗鬆症ですが、腰痛や脊髄の変形、骨折をしやすくなります。
また、寝たきりの原因にもなるので予防していきたいものですね。
予防にはカルシウムの摂取が効果的。
カルシウムを多く含むイワシ丸干し、ワカサギ、シラス等の小魚、ひじき等です。
また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含む魚はサンマ、サケ、カレイ等です。 |
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◆疲労回復 |
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疲労回復にはサンマをはらわたも一緒に食べると良いです。
苦い!と敬遠されがちですがほろ苦く深みがある味です。はらわたには多くのビタミン類、ナイアシン、カルシウムを豊富に含み食欲増進にも疲労回復にも役立ちます。
イカ、タコ等に含まれるタウリンも効果的です。タウリンといえば栄養ドリンクに含まれる成分で知られていますね。
日々の食事で積極的に摂取して疲れ知らずの身体を作りましょう。 |
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◆美肌作り |
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寒い冬に嬉しいアンコウ鍋は皮も一緒に入れてしまいましょう。
アンコウの皮には皮膚の炎症を防ぐビタミンB2やお肌をぷりぷりにしてくれるコラーゲンがたっぷりです。
そして近年大注目されているのがサケ。
多くの美容ジャーナリストもサケが美肌作りに絶大な効果を発揮する事を紹介しています。
サケには抗酸化力の高いアスタキサンチンを多く含み、皮膚の免疫を高めるビタミンAも豊富に含み高たんぱく低カロリーです。まさに食べる美容液です。女性は食べない手は無いですね。 |
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◆視力の低下 |
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現代病の代表格、ドライアイにはビタミンAを含むウナギが効果的です。
視力の回復にはDHAが多く含まれるマグロ、イワシ、サバを積極的に食べましょう。
マグロの目玉は希少ですがDHAがたっぷり!”目には目を”ですね。 |
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◆マルチな栄養、DHA、EPA
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いわずと知れたDHA、EPAは主にマグロ、イワシ等、青背の魚に多く含まれます。
血中コレステロールの低下、脳の発達の促進と活性化、視力の向上、皮膚病の改善、ダイエット効果等等。
こんなにいい事尽くしならこまめに食事に取り入れたいですね。
他にDHA、EPAが多く含まれる魚はキンキ、サンマ、ブリ、ハマチ、ウナギ、サケ、サワラ、サバ等です。 |
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◆鉄欠乏性による貧血対策に・・・ワカサギ
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ワカサギは鉄の含有率が魚介類の中でトップクラス。100gで成人の一日の所要量10〜12rの半分がまかなえます。 |
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◆ビタミンUが胃の痛みに効果あり・・・アオノリ
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アオノリは胃腸薬にも使われるビタミンUという抗潰瘍性物質がキャベツの70倍もあり、カルシウム、マグネシウム、カリウムをバランスよく含んでいます。 |
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◆亜鉛不足を解消・・・カキ
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◆悪玉コレステロールを下げて高血圧予防・・・アジ、サバ、イワシ、サンマ
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青い背の魚の脂には、悪玉コレステロールを下げる、不飽和脂肪酸(オメガ-3)が豊富で、善玉(HDL)コレステロールを増やす作用があります。
揚げる以外の調理がおすすめ。 |
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◆二日酔い・・・シジミ
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シジミのタンパク質は少量ですが、卵や牛肉に匹敵するぐらい良質です。
必須アミノ酸のバランスがとれているので、消火吸収がよく、肝臓に負担がかかりません。肝臓の働きをよくするグリコーゲンも含まれています。
肝臓の機能を高める味噌と合わせれば相乗効果が期待できます。 |
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ここまでの参考資料
・魚介類の栄養価と薬効
・体に効く魚
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◆いかを食べて機能改善、そしてがん予防にも |
誤解されていたいかのコレステロール |
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20年ほど前までは、血圧の高い人はコレステロールの含有量が多い貝類やいかを食べないようにと言われていました。ところが、貝類やいかに含まれるタウリンと言う物質が、血中コレステロールを下げる働きがあると言うことが知られるようになり、安心して食べられるようになりました。
確かにいかはコレステロールを多く含みますが、タウリンの影響力の方が大きいために、血圧を低下させ、肝臓機能を向上させるので、アルコール障害にも有効だと言われています。また、胆石の予防や神経系機能の改善などの生理効果も確認されています。 |
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噛めば噛むほどいい、するめ |
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いかを素干しにしたものをするめと言います。するめは軽く火であぶって裂いて食べるのが一般的で、噛めば噛むほど味が出ます。
するめはタウリンや亜鉛など生のいかと同様の栄養価を期待できるほか、よく噛むことが健康にいい影響を与えてくれるようです。噛むことであごの発達がよくなり、唾液を分泌することで体の機能が若返ったり、がん予防にも効果的だとも言われています。子供のおやつや酒の肴にも向く一品です。 |
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いかの墨のがん予防効果に、熱い視線 |
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いかは海中で敵に襲われたときに、墨を吐いて敵を撃退します。いかの墨にはムコ多糖類など細胞を活性化させる物質が含まれており、がん予防に効果的であることが、最近になって知られ、話題を呼んでいます。 |
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一物全体のほたるいか |
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ほたるいかも小魚と同じように、目玉から内蔵まで食べられるので、いかの身にはないビタミンA・B1・B2などさまざまなビタミン類を摂ることができます。 |
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◆うなぎでビタミン補給、体力アップで夏バテ防止 |
夏バテ防止は、やっぱりうなぎ |
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豊富な脂肪分、良質なたんぱく質を含むので、体力をつけるためには欠かせません。脂肪が気になる場合は、蒸してからタレをつけて焼く関東風がいいでしょう。薬味の粉山椒は、脂肪の酸化を抑制する働きがあるので必ずかけましょう。 |
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ビタミンAは、牛肉の200倍 |
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うなぎには100g(かば焼き・白焼き一串)中、成人男子の1日の所要量の2.5倍の5,000IUものビタミンAが含まれており、一般の魚の約50倍の量に相当します。
ビタミンAが不足すると視力障害を起しやすく、骨や歯の発育にも悪影響があり、皮膚や粘膜の抵抗力も衰え、かぜをひきやすくなります。こうした症状に、ビタミンAは効力を発揮します。 |
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さっぱり仕上げでお年寄りの体力アップに |
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IPAやDHAの含有量も高く、たんぱく質やビタミンB1・B2・D・E、亜鉛などの栄養成分が豊富で、お年寄りや病気の患者にも向く食材ですが、脂肪たっぷり、こってり味のかば焼きはボリュームがありすぎて勧められません。酢の物に取り入れるうざくなどが食べやすいと言えます。うざくを作る場合、冷凍品を用いてもおいしくいただけます。 |
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食物繊維を加えて、コレステロール対策 |
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うなぎには100g中200rと言うコレステロールか含まれているため、高脂血症などが気になる人は、わかめを使って酢の物を作るなど、食物繊維の豊富な食品と組み合わせましょう。 |
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ビタミンAの過剰摂取は体に悪影響 |
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ビタミンAは水に溶けない脂溶性ビタミンであるため、過剰摂取をすることで体内に蓄積され、頭痛、下痢、ひいては肝臓障害や骨粗しょう症などの原因にもなりかねません。とりわけ妊娠初期は、摂りすぎに気をつけましょう。 |
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◆あゆで丈夫な体に、夏バテ防止にも |
頭もわたも食べれば、骨と歯が丈夫に |
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あゆにはカルシウムが多く含まれていますが、同時にほろ苦い内蔵にはビタミンDも豊富で、丸ごと食べれば骨や歯を丈夫にするのに役立ちます。 |
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夏場の不快な症状を解消 |
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ビタミンB1が不足すると脚気になり、また、イライラ、肩こり、不眠などと言った症状も見られます。こうしたときには、ビタミンB1を多く含む食品を摂るようにしましょう。
あゆにはビタミンB1が多く含まれていますが、甘い飲み物を飲む機会が増える夏はビタミンB1の消費量が激しく、その結果、ビタミンB1不足による夏バテ状態に陥りかねません。その点でも、夏が旬であるあゆは適した食べ物と言えます。 |
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ビタミンEの含有量は、魚類中トップ |
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養殖あゆには、老化の進行を抑制し、生殖機能を高める働きをするビタミンEが、魚類中では最も多く含まれているのも特徴です。
また、天然あゆの場合、脂肪の含有量が少なく、海から川へ移動するときには3〜4%と非常に低いことも特筆に値します。ただし養殖あゆの場合、この数字はあてはまらず、脂肪の含有量は天然あゆの2〜3倍と多くなります。 |
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珍味のうるかで、ビタミン摂取 |
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あゆの内臓で作った塩辛をうるかと言います。秋の産卵前の卵をもった内蔵で作る子うるか、しらこで作る白うるか、魚の身も加えた切り込みうるかなどの種類があり、酒の肴として人気があります。
いずれも塩を多く使っているので血圧の高い人には向きませんが、ビタミンやミネラル類が豊富なので、珍味としてごく少量を味わってみたいものです。
また、あゆは甘露煮、塩漬け、干物、米を使って発酵させたすしなどの加工品も豊富です。 |
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◆口内炎には魚の皮 |
※写真はスズキのムニエル |
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魚のビタミンB2(別名・リボフラビン)は身より皮に多く含まれています。それも腹の白い部分より、背の黒い部分に多いです。
ビタミンB2が欠乏すると口内炎をおこしやすくなります。皮が美しい魚はハモ、真鯛、黒鯛、スズキ、サケ、ボラ、アラ、キンメなど白身魚が美味しいです。 |
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