北近畿最大の卸売市場 
   
 

令和6年3月分 社長日記

2月には大雪が降るものだと教えられてきましたが、
いつのころからか、年々降雪量が減り、
この冬シーズンの12月と1月に降った雪では、
地元のスキー場も稼働が厳しくなっています。
色々なことが
「今まで通り」ではいかなくなっていることを実感しています。

先日ある会社の社長が、
「今までやってきたことを踏襲しながら、
今の時代に合うように微調整していくこと」を実践している
と話されていました。
なんでも新しいことに飛びつくのではなく、
先輩方が育んでこられた形も大事にしていくこと、
そして、その上で新しいことも取り入れていく。
簡単そうで難しいことです。
まずはしっかり今を見ていかないと…。

卸売市場もしかり、伝統と慣習に縛られた世界で、
流通という場から外されようとしています。
インターネットの普及により、
いつでもどこでもどこからでも、色んなものが簡単に手に入ります。
しかし、流通の要である卸売市場は必要不可欠であるはずです。
昔ながらの「市場でござい」は通用しなくとも、
伝統は守らねばなりません。
その中で新しい卸売市場の形を作るのにはどうするのか、
悩ましい壁にぶち当たっています。

   

                令和6年3月
                   但馬魚市場株式会社
                     
代表取締役社長 竹中 宗明
 

 
 

今後とも社長日記にお付き合いを賜りますよう
どうぞ宜しくお願い申し上げます

竹中宗明